このオレンジワインを飲んで、
今、起きていることを知る!
※7月〜9月頃まではクール便のみの配送となります※
Profile/プロフィール
タイプ/オレンジ(辛口度 ★★★★★)
産地/スロべニア、ポドラウィエ地方、
シュタイヤルスカ、プトゥイ村
生産者/Gonc(グンツ)
品種/イエローミュスカ
ヴィンテージ/2022
アルコール度数/12度
容量/750ml
適温/15〜18度
入荷本数/198本
Taste/味わい
外観は、ほんのり赤みがかったアンバーカラー。香りはとても個性的で、梅酢やすもも、ほんのりブランデーのようなまろやかな芳醇さも感じます。飲んでみると、ぶどうの“素肌感”がそのまま感じられるような、ナチュラルで生き生きとした1本。長期間じっくりと果皮とともに醸されていますが、渋み(タンニン)は驚くほど控えめで、やさしい味わい。花のような香りがふわりと漂い、さらにほんのり“貴腐”やバルサミコ酢のようなニュアンスもあり、複雑で奥行きのある風味です。
Marriage/おすすめペアリング
まるで甘くない 「すももの果実酒」 のような存在感。小皿をいくつか並べて、料理の味を引き立てながらも、このワインがしっかり主役になります。特に、ドライフルーツや無花果、ナッツなどの自然な甘みを持つ食材とよく合います。酸味のある余韻(酢酸)も心地よく、まさに“飲むブランデー”のような雰囲気。
お料理と合わせてもよし、単体でゆっくり味わってもよし。例えば、ジブリ映画『紅の豚』のポルコ・ロッソが、大ぶりのグラスをくるくる回しながら飲んでいるようなイメージです。音楽はBlack Sabbathの「War Pigs」を流しながら。そんな“世界観”ごと楽しんでほしいワインです。正直、まだ「これだ!」という料理は模索中ですが、それもまたこのワインの面白さ。自由に楽しんでください。
About wine/ワインの特徴
遅摘みされた香り豊かなぶどう(アロマティック品種)を42日間かけて丁寧に醸し、スロベニア伝統の古大樽(スラボニアンオーク)でゆっくりと熟成。濾過も清澄もせず、ぶどうと自然の力だけで仕上げたオレンジワインです。ワイン名やラベルは、伝説のハードロックバンドBlack Sabbathの「War Pigs」にインスパイアされたもの。音楽とワイン、そして世界情勢を重ね合わせて、造り手ペーターが伝えたい想いが込められています。個性的でアート性の高い1本。見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
Story/造り手について
このワインを手がけるのは、ロックミュージックをこよなく愛する当主・ぺーター。彼の醸造には、音楽が欠かせません。発酵中のワインに聴かせるのは、Toploader、Steppenwolf、Ram Jam…!想像してみてください。ノリノリの音楽に包まれながらワインが育つなんて、ちょっとワクワクしませんか?「いい音楽がなければ、いいワインもできない」ぺーターは本気でそう考えています。彼にとって音楽は“燃料”。ワインに命を吹き込むもの。そんな背景から生まれたGONCのワインは、まるで魂を揺さぶるようなパワーにあふれています。
でも、ぺーターが伝えたいのは、味やスペックの解説ではありません。「飲めばわかるよ。自分だけの“GONCの音色”を感じてほしい」それが彼からのメッセージです。
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