SANCTUM / サンクトゥム
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SANCTUM
About SANCTUM/サンクトゥムについて
産地:スロヴェニア、ポドラウィエ地方、
シュタイヤルスカ、ローチェ
畑面積・生産本数:7ha
特徴:有機栽培、補糖なし、天然酵母を使用
ブルゴーニュタイプのピノノワール、シャルドネ
神聖なる丘のブルゴーニュ
スロヴェニア北東部、シュタイエルスカ地方のマリボル周辺。この地はかつてオーストリア=ハンガリー帝国の一部で、11世紀には修道士たちがぶどう栽培を広めた、深い歴史を持つワイン産地です。そんな由緒ある土地でワインを造るのが、Sanctum(サンクトゥム)。その名は“神聖なるもの”を意味し、ワイン造りの哲学そのものを表しています。
サンクトゥムのワインは、自然酵母による発酵で、亜硫酸以外の添加物は一切使用せず、畑の個性を最大限に引き出すことを何よりも大切にしています。化学的な介入を避け、土壌と気候が持つ自然の力を、純粋にボトルの中に閉じ込めているのです。
リポグラフの丘 、気品を生むテロワール
彼らの拠点は、標高約300mの「リポグラフの丘」。南向きの急斜面(傾斜30〜40度)は、一日を通して豊かな日照を受け、冷涼な気候と泥灰土由来のミネラルが、ぶどうに奥行きと複雑さを与えます。この条件が揃うことで生まれるワインは、まるでブルゴーニュの村名・畑名クラスを思わせる、繊細で気品あるスタイル。現地では、この丘を「ワイン造りのためにある土地」と呼ぶ人も少なくありません。
偶然の出会いからはじまった物語
サンクトゥムとの出会いは、首都リュブリャナのミシュラン人気店「TaBar」でのこと。ナチュラルワインと独創的なおつまみで知られるこの店で、偶然居合わせた青年が一言、「叔父がブルゴーニュスタイルのワインを造っているんです」と話してくれました。その言葉に導かれるようにワイナリーを訪問し、10種類ほどを試飲。そこで感じたのは、間違いなくブルゴーニュを彷彿とさせる品質と美しさでした。香り、味わい、余韻の長さ、すべてが土地と造り手の情熱を語っていました。
なぜブルゴーニュスタイルなのか?
その理由を言葉で説明するのは簡単ですが、真に理解するにはワインを飲むしかありません。造り手マルコのワインには、彼自身が大切にする哲学、土壌への敬意、そしてブルゴーニュへの深い愛情が込められています。静かにグラスを傾ければ、その答えは香りと味わいの中に見つかるはずです。歴史ある丘の上で生まれる、サンクトゥムの“神聖なるシャルドネ”を、ぜひご体験ください。
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