ORANGE WINE PRODUCER ENCYCLOPEDIA

オレンジワイン大図鑑
【造り手編】

ジョージア版|生産者ガイド

ジョージアは、オレンジワインの起源です。クヴェヴリによる醸造は数千年に渡り、ワインは文化や信仰と深く結びついてきました。このページでは、伝統を守りながら現代にワインを伝える、ジョージアの主要な生産者を紹介しています。オレンジワインの「はじまり」を知ることで、その本質が見えてきます。

オレンジワイン大図鑑|国別ナビ
こちらはジョージア版です。順次、更新中です

ジョージア ジョージア

ジョージアのフェザンツティアーズのジョン・ワードマンの顔写真

John Wurdeman
Gela Patalishvili

ジョン・ワードマン
ゲラ・パタリシヴィリ

ジョージアのフェザンツ・ティアーズのオレンジワイン3本(キシ、ルカツィテリ、ムツヴァネ

Kisi/Rkatsiteli/Mtsvane
 

 

“クヴェヴリは単なる器ではない。
ひとつの宇宙だ”

 

Pheasant’s Tears /
フェザンツ ティアーズ

ジョージア|カヘティ


米人画家ジョンと、名醸造家ゲラが2007年に創業。8000年のクヴェヴリ文化を現代に復活させた立役者。ジョージア自然派の象徴。ワインは無妥協で造られ、最も熟した果皮、果汁、種、茎を3週間〜6ヶ月醸す。クヴェヴリ熟成でオーク樽は不使用。素朴で力強い果実味とテクスチャー。土、茶葉、スパイス、ハーブと渋みが共存。ジョージアのテロワールをダイレクトに語るスタイル。レストランを展開し、ジョージア文化の世界的発信者としての存在も大きい。

おすすめシーン:焚き火の前。羊・牛の煮込み、蒸した根菜、スパイシーな郷土料理と

ジョージアのアワーワインのソリコ

Soliko Tsaishvili

ソリコ・ツァイシュヴィリ

ジョージアのアワーワインのオレンジワイン(ルカツィテリアクホエビ、ツアラビ、ゴルリムツヴァネ)

Rkatsiteli Akhoebi/Rkatsiteli Tsarapi/Goruli Mtsvane
 

“ぶどうを信じて甕に委ねる。
人はただ宇宙の循環を邪魔しないだけ”


Our wine / アワーワイン

ジョージア|カヘティ


クヴェヴリ復興の新時代を切り開いた6人の共同体ワイナリー。中心人物ソリコは故人だが、その精神は今も受け継がれている。点在する畑ではルカツィテリの力を最大限に引き出す。土中のクヴェヴリで3〜6ヶ月醸し&熟成。その後、滓引き以外では手を加えない。揺るぎない骨格、厚みと滋味さ、張りのある酸が奥行きを持たせ、個性が際立つ。哲学と文学が背景にある静かなワイン。

おすすめシーン:秋冬の食卓。きのこ鍋、醤油の煮物、出汁の効いた和食。初なのに懐かしい

ジョージアのオクロスワインズのジョン

John Okruashvili

ジョン・オクラシュヴィリ

ジョージアのオクロスワインズのオレンジワイン(ルカツィテリ、ムツバネ、チツカ)

Rkatsiteli/Mtsvane/Tsitska
 

“伝統は守るものではなく
理解し直すものだ”


OKRO'S WINES / オクロスワインズ

ジョージア|カヘティ


IT分野を離れ自然派のど真ん中に立つ造り手。理論と直感を行き来し、伝統を鵜呑みにせず自ら検証する探究心を持つ。ルカツィテリやムツヴァネ、ツォリコウリなど土着品種を栽培し、クヴェヴリで醸し期間を調整。果実味に偏らず骨格と質感を重視し、伸びやかな酸と穏やかなタンニン。ほろ苦さと塩味を伴う直線的なアンバーワイン。

おすすめシーン:先入観なく静かなテーブルで確かめるように。じっくり対話したい時に

ジョージアのアラヴェルディ・モナステリーのゲラシム神父

Father Gerasim

ゲラシム神父

ジョージアのアラヴェルディ・モナステリーのオレンジワイン(ルカツィテリ1011、キシ、キクヴィ)

Rkatsiteli/Kisi/Khikhvi
 

“祈りとともに造られるワインは
時間そのものを映し出す”


Alaverdi Monastery /
アラヴェルディ・モナステリー

ジョージア|カヘティ


1011年には存在していたアラヴェルディ修道院。長く途絶えていたワイン造りは2006年に再興され、醸造はゲラシム神父が担う。祈りと労働の中で受け継がれるクヴェヴリの伝統。ワインは典型的なカヘティ様式で、力強いタンニンを持つ。若いうちは閉じた印象だが、時間とともに奥行きと余韻を深めていく。

おすすめシーン:余韻の中にある“間”を感じながら、ゆっくりと飲み進めたい時に

ジョージアのオルゴのダキシュヴィリ

Giorgi Dakishvili

ギオルギ・ダキシュヴィリ

ジョージアのオルゴのオレンジワイン(キシ、ルカツィテリアンバー、ファミリーセレクション)

Kisi/Rkatsiteli/Family Selection
 

“区画が違えば、同じ品種でも
別の言語で語りはじめる”


Orgo / オルゴ

ジョージア|カヘティ


カヘティを代表する力量のあるクヴェヴリの造り手、父ゴギと息子テムリ。長年大手ワイナリーの醸造を担った経験を持ちながら、自らの畑では規模を追わず、区画ごとにぶどうの個性を丁寧に掘り起こす。ジョージアでは殆ど残っていない樹齢50年以上の古木を用い、今なお希少である栽培からボトリングまでを一貫して行う。味わいは引き締まった繊細な層を持つ。ピュアで可憐なアンバー。

おすすめシーン:食べながらワインの変化を楽しみたい時。ニュアンスの違いを感じたい時に

ジョージアのマルトヴィリス・マラニのザザ

Zaza Gagua

ザザ・ガグア

ジョージアのマルトヴィリス・マラニのオレンジワイン(ツォリコウリ、クラフナ、ムツヴァネ・カフリ)

Tsolikouri/Krakhuna/Mtsvane Kakhuri
 

“忘れられた斜面にまず "人" が戻る
ワインはその後についてくる”


Martvilis Marani /
マルトヴィリス・マラニ

ジョージア|サメグレロ、イメレティ


首都トビリシを離れ、ワイン造りがほとんど途絶えていた西部に腰を据えたザザ。年間14,000本のワインと10,000本の苗木を生産し、地域の栽培文化も支える。オジャレシ(赤)、ツォリコウリ、クラフナをクヴェヴリで仕込み、濃さよりも軽やかな酸と瑞々しい果皮感で飲ませる。いわゆる「抜け感」のある今風ワイン。

おすすめシーン:白身魚、鶏肉、ハーブ、柑橘、春野菜、軽い出汁と。するする飲みたい時に

ジョージアのイアゴ・ビタリシュヴィリの顔写真

Iago Bitarishvili

イアゴ・ビタリシュヴィリ

ジョージアのイアゴズワインのオレンジワイン3(チヌリ(スキンコンタクトあり・なし)/マリナ・ムツヴァネ

Chinuri・with/out skin contact/Marina Mtsvane

“君のおじいさんのワインは
こうやって作っていたんだよ”


Iago’s Wine / イアゴズ ワイン

ジョージア|カルトゥリ


ローカル品種「チヌリ」に人生を捧げ、クヴェヴリへの回帰を広めた第一人者。甕の衛星管理、果皮と種の均衡、滓との長期接触により「できるだけ何もしない」ではなく、“必要なことだけを正確に行う” アプローチ。果皮あり(クヴェヴリ・アンバー)・なし(スペインのティナハ・白)で発酵&醸造。透明感・細いタンニン・落ち着いた旨味。純度の高い酸、温度を上げても崩れない味わい。ジョージアのオレンジワインの中で 最も“静けさと緊張感がある”と評される。多くの自然派ラバーが“ジョージア入口”として推す。

おすすめシーン:温度を上げてゆっくり飲む場面に。出汁、鮎、和食の旨味。繊細なスパイス

ジョージアのゴッツァのベカ

Beka Gotsadze

ベカ・ゴッツァゼ

ジョージアのゴッツァのオレンジワイン(ツィツカ−ツォリコウリ、ルカツィテリ−ムツヴァネ、キシ)

Tsitska Tsolikouri/Rkatsiteli Mtsvane/Kisi
 

“私は醸造家として教育を受けていません
だからこそ自分の土地を自由に表現できます”


Gotsa / ゴッツァ

ジョージア|カルトゥリ


共産主義時代に途絶えた家族のワイン造りを、自らの代で復活させるため建築家を辞めたベカ。冷涼な山間部で14種の土着品種をビオディナミで育て、固定観念に縛られずクヴェヴリの可能性を探り続ける。味わいは凛とした酸と透明感が印象的で、山の空気を思わせる清々しさが鼻から抜けていく。

おすすめシーン:涼風を感じる夕暮れ。山菜やきのこ、炭火で焼いた川魚や鶏を合わせながら

ジョージアのビナ N37のズラ

Zurab Natroshvili

ズラブ・ナトロシュヴィリ

ジョージアのビナN37のオレンジワイン(ルカツィテ、キシ)

Rkatsiteli/Kisi
 

“乾杯は、故人に、新しい命に、家族に、友に、愛に、平和に。理由はいくらでもある”


Bina N37/ ビナ N37

ジョージア|トビリシ


元医師のズラは発想家。自宅の8階、息子にプールを造る予定だった場所を、43基のクヴェヴリが並ぶ醸造所へ変えた型破りな男。カヘティからぶどうを運び、ウインチで屋上へ上げて仕込む。当初はやや粗削りだったが、素朴な果実味と乾いたタンニンを持つ親しみやすいアンバーワインへ。レストランでは家庭料理と音楽でもてなし、ワインを食卓の文化ごと伝える。

おすすめシーン:友人を集め、料理を次々に並べ、話が終わらない夜に。乾杯は25回以上続く

これから生産者を増やしていきます。
下記のオレンジワインガイドも合わせてどうぞ。

オレンジワイン関連ガイド|基礎・専門
 
オレンジワインの基礎を知りたい方は、
まずはオレンジワイン完全ガイド【知識編】へ。
専門編は気になるところからご自由にどうぞ。
オレンジワイン完全ガイド
【知識編】
 
目的別に楽しむ|オレンジワイン専門編
オレンジワイン楽しみ方ガイド【実用編】
オレンジワイン革命【哲学編】
オレンジワインの色はどこから?【科学編】
オレンジワイン大図鑑【造り手編】
(ジョージア版|このページ)
→イタリア/スロヴェニア/その他の国
 
オレンジワイン【参考文献】

※本稿は一次・二次資料および現地関係者への取材をもとに、365wine(株)が独自に編集・再構成したものです。

メルマガ登録
メルマガ(無料)ではお得な情報をお届け
ワインがもっと楽しくなる!
 

▲トップへ戻る

オーナー紹介・大野みさき

大野みさき
元ANA国際線CA。ワインを学ぶため渡仏し、ヨーロッパ各地の生産者を訪ね歩く。そこでスロべニアワインの魅力に出会い、帰国後、365wine株式会社を設立。以来、現地の収穫や醸造にも加わり、生産者と共に歩んでいる。ワイン講師、輸入アドバイザー、発酵好きとして、香り・味わい・背景まで含めて「ワインと出会う体験」を届けたいと奮闘する日々。訪問国は47ヶ国。

ショッピングガイド

SHIPPING 配送・送料について

夏季チルド便配送中※18,000円以上ご購入で送料無料
現在冷蔵配送期間中!
■夏季期間は冷蔵配送のみ(6月頃〜9月頃気温によって変動します。)
○冷蔵便送料1,400円(税込)※北海道・沖縄を除く
○北海道・沖縄冷蔵便送料2034円(税込)

RETURN 返品について

不良品
【抜栓前】
お届け商品がご注文と違う場合や破損している場合は商品到着後7日以内にご連絡ください。商品を返送して頂き代替品と交換、代替品のご用意がない場合はご返金とさせて頂きます。返送料は弊社で負担致します。エチケットの剥離、汚損、スレなどは返品をお断りしております。商品到着後7日以上経過した場合は交換、返品、返金等キャンセル致しかねます。気温の高い時期にチルド便での配送を指定されず、噴いたり液漏れをした場合は当社は責任を負いかねます。予めご了承下さい。

【抜栓後】
交換、返品、返金はお断りしております。商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承下さい。
返品期限
商品到着後7日以内とさせて頂きます。商品到着後7日以上経過した場合は交換、返品、返金等キャンセルは致しかねます。講座の場合はご注文より7日以内なら返金の対応を受け付けます。

返品送料
お客様都合による返品につきましてはお客様のご負担とさせていただきます。不良品に該当する場合は弊社で返送料はご負担致します。

PAYMENT お支払いについて

Amazon Pay
Amazonアカウントに登録された配送先や支払い方法でかんたん決済。
クレジットカード
JCB、VISA、Diners、American Express、MasterCardがご利用いただけます。
お支払い方法は、一括払いのみとなります。

当店ではSSLというシステムを利用しており、カード番号は暗号化されて送信されます。
ご安心してご利用ください。
銀行振込
・ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)
・ゆうちょ銀行
・三菱UFJ銀行
がご利用いただけます。

※ご注文後、お振込みのご案内メールをお送り致します。ご入金が確認でき次第商品を発送させて頂きます。

※振込手数料がかかる場合はお客様の負担となります。予めご了承下さい。
代金引換
代金引換の場合は決済手数料390円を申し受けます。