テイスト
淡い黄色の外観。白桃、黄桃、パイナップルの香りを追いかけて仄かな樽香を感じます。一瞬ですが上品なムルソーと錯覚しました。酸は柔らかく、春の陽だまりのようなじんわりと暖かみのある印象。アフターにはミネラルが縦と横に広がり続けます。果実のふくらみと濃厚さ、アフターにはグリセリンの甘味も感じます(ワインは辛口です)瓶口には蝋が使われています。蝋は剥がさず、そのままスクリューを突き刺し、いつも通り抜栓して下さい。MAROFははじめましてのワイナリーなので、幅広く皆様に知って欲しいと思い、この価格にしました。5000円以上の値が付けられてもおかしくないクオリティです。どうぞ飛びついて下さい。そしてリピーターになって頂けたら嬉しいです。
10kg仕様の小箱を用い、収穫後はぶどうを傷つけないよう注意します。畑と選果台での2回の念入りな選果後、果皮と果汁を接触させて4日間醸されます。天然酵母によって自然に発酵はスタートします。500Lと25hlのオーク樽で24ヶ月シュールリー(滓の上で熟成)を施しています。フィルター不使用、ボトリング前にブレンドします。2019年7月にボトリングしてその後も10ヶ月瓶内で熟成させます。2017年の収穫から3年半経過して皆様のお手元に。自信を持っておすすめできるワインです。是非ご賞味下さい。