
なぜ「ワインの秋」と言われるのか
夏の間は冷たい飲み物に手が伸びがちですが、秋は気温が下がり、料理も豊かに変わります。
きのこ、根菜、栗、かぼちゃ、ジビエなど、旨みの強い食材や温かい料理が食卓に増えることで、ワインとの相性が一気に広がるのです。
さらに、秋はワインが生まれた「収穫&仕込み」の季節。北半球のワイナリーでは、収穫の真っ只中で、まさにワインを讃える季節でもあります。

秋ワインの楽しみ方
秋は、香りと余韻を味わうのにぴったりの季節。
夏のように冷えたグラスをぐいっと飲むのではなく、「温度・香り・時間」を意識して楽しむと、驚くほど表情が変わります。
1. 温度を意識して
ワインは温度で印象が大きく変わります。赤ワインは少しひんやり(16〜18℃)、白ワインは冷蔵庫から出して10分後(8〜12℃)が目安。
冷たすぎず、ぬるすぎず。ちょうど「秋の空気」みたいな温度で、ワインが美しく開きます。
2. 香りを楽しむ夜に
気温が下がると、人の嗅覚は敏感になります。グラスを傾けて、立ち上る香りをゆっくり感じてみてください。
きのこやナッツ、焼き栗、カラメルのような香ばしい香りが漂うワインは、まさにこの季節にぴったり。
照明を少し落として、お気に入りの音楽とともに。香りを「聴き」、味わいを「感じる」ように楽しんでみてください。
3. 食卓で季節を味わう
秋の食材は、ワインの魅力を引き出す名脇役。
| 食材 | 相性のよいワイン |
| きのこのソテー | オレンジワインや軽めの赤 |
| 秋刀魚・秋鮭 | ミネラル感のある白やロゼ |
| 牛すじ煮込み・シチュー | コクのある赤 |
| かぼちゃや栗のグラタン | 樽熟成白やオレンジワイン |
ワインが「料理をおいしくする」だけでなく、料理が「ワインを深く」感じさせてくれます。
秋のテーブルは、ペアリングの楽しみが尽きません。
4. 少しずつ、ゆっくりと
秋の夜長。だからこそ、慌てずに一口ずつ。
飲みながらグラスを少しずつ回して香りを開かせると、時間とともに変化していく味わいが楽しめます。
「今この瞬間」のワインに耳を澄ませるように。そんな静けさも、秋の醍醐味です。
5. 翌朝も心地よく
悪酔いしないためには、水と一緒に適量を飲むことが大切です。
そして、もし飲みすぎてしまったら……二日酔いには「柿」を。
柿に含まれるタンニンと酵素が、アルコールの分解を助けてくれると言われています。
季節の果物で体を整えるのも、秋ならではの知恵です。
Lep vikend! レプ・ヴィーケンド
よい週末を!



