”まぜるな危険”
個性的なブレンドが
絶妙に旨い!
※7月〜9月頃まではクール便のみの配送となります※
Profile/プロフィール
タイプ/オレンジ(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロべニア、ポドラウィエ地方、
シュタイヤルスカ
生産者/Sumenjak(シュメニャック)
品種/6〜7種類ブレンド
ヴィンテージ/2021
アルコール度数/13%
容量/750ml
適温/13〜17℃
Taste/味わい
グラスに注げば、琥珀がかったゴールドの輝き。熟した黄桃のコンポートや、ドライフラワーを思わせる華やかで落ち着いた香りが立ちのぼります。口当たりはなめらかで、ミネラル感とキレのある酸が絶妙なバランスを保ちます。時間とともに深みが増し、複雑でエネルギッシュな余韻がじわじわと続きます。ひと口ごとに、奥行きのある味わいが広がる、心に残るオレンジワインです。
Marriage/おすすめペアリング
おすすめは、コトコトと煮込んだ旨味の濃い料理。ビーフシチューやグラーシュ(中欧風の牛肉煮込み)、ボルシチなど、じっくりと火を入れた「褐色系の煮込み料理」との相性は抜群です。ワインの酸とコクが、肉の旨味と溶け合い、深い満足感をもたらします。また、ラザニアやジンギスカン、バーベキューなど、しっかり味のついた料理にも負けない力強さを持っています。旨味×旨味のマリアージュをぜひご体験ください。
About wine/ワインの特徴
2021年ヴィンテージは、シャルドネ、リースリング、ミュスカ、ピノブラン、ピノグリ、ケルナーといった多彩な品種をブレンド。それぞれの個性が調和し、ひとつの芸術的な味わいに昇華されています。ぶどうは開放型の発酵槽で5日間醸され、果皮や種から豊かな香りと旨味を引き出します。その後、新樽(スラヴォニアンオーク)20%と地元産の古樽を使って12ヶ月熟成。ブレンド後、ステンレスタンクで自然清澄させ、2023年4月に無濾過で瓶詰めされました。
丁寧な手仕事によって、奥深さと親しみやすさを兼ね備えた1本。スロヴェニアの風土と造り手の哲学が詰まった、まさに“飲む文化体験”です。
Story/造り手について
のびのびとワイナリーを見守る、数羽のカラスたち。親しみやすくも独特な空気をまとった「SUMENJAC・シュメニャック」は、スロベニア北東部、オーストリア国境にまたがるシュタイヤーマルク地方で、ワイン・スピリッツ・養蜂を手がけています。畑はドイツを思わせる急斜面に広がり、リースリング(スロベニアでは珍しくドイツ系)をはじめ、ミュスカ、ピノグリ、ピノブラン、シャルドネ、ピノノワールなどが育てられています。
「僕の関心ごとは、とにかく畑」と語る当主シュレチコ。化学肥料や除草剤を使わず、ぶどうの負担をできる限り減らす栽培を徹底しています。適熟で健全な果実を育てるために、日々土と向き合い、気候と対話を繰り返しています。ワインの多くはマセラシオン(醸し)によって造られ、発酵も熟成もできる限り自然に。そこに宿る生命力、野性味、そして力強さ。シュメニャックのオレンジワインが持つ“生きた味わい”を、ぜひ感じてください。
生産者Sumenjak
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