さて、オレンジワインと和食は合うのか?
これは、よくいただくご質問のひとつです。オレンジワインというと、少し個性的で、合わせる料理が難しそうに思われることもあります。 でも実際には、出汁の旨味、味噌のコク、刺身の繊細さ、揚げ物の脂など、和食の中にはオレンジワインと相性のよい味わいがたくさんあります。
そこで、お家ワインに役立つ「和食ペアリング早見表」を作りました。
出汁、味噌、刺身、揚げ物など、それぞれの味わい軸から、おすすめのワインタイプ、具体的な料理、合わせるコツを整理しています。今夜のメニューにどんなワインが合うのか、ぱっと見て分かるようにまとめました。

和食とワインを合わせるとき、料理名だけで考えると少し難しく感じます。
でも、「この料理は出汁の旨味が中心」「これは味噌のコクがある」「これは脂をすっきり切りたい」というように、味わいの軸で見ると、ぐっと選びやすくなります。
オレンジワインにも、すっきり軽いタイプ、酸のきれいなタイプ、果実味と皮のニュアンスがほどよくあるタイプ、コクのあるタイプ、しっかりタンニンを感じるタイプがあります。
料理の味わいとワインのタイプを合わせていくと、和食との組み合わせは思った以上に広がります。
料理の味の軸から、オレンジワインを探せます。
| 味の軸 | おすすめワイン | 料理例 | 合わせるポイント |
|---|---|---|---|
| 塩・旨味(出汁) | 123 | ほうれん草のお浸し、出汁巻き卵、鯛の酒蒸し、湯豆腐、蛤のお吸い物 | 旨味が強いと、ワインのミネラル/透明感が際立つ |
| 醤油 | 234 | 鮭の幽庵焼き、太刀魚の醤油焼き、鶏もも肉の醤油焼き、焼きおにぎり | 旨味と塩には、果実×皮のバランスタイプがよい |
| 味噌 | 34 | 味噌漬け豚ロース、こんにゃく田楽、ナスの味噌炒め、鯖の味噌煮 | ボディが薄いと負ける。コク・厚みのあるワイン◎ |
| 酢 | 23 | キュウリとワカメの酢の物、鯵の南蛮漬け、しめ鯖、蛸の酢味噌和え | キレイな酸と。揮発酸を感じる組み合わせは回避 |
| 柑橘 | 123 | すだちを絞った焼き魚、柚子胡椒を添えた焼き鳥、ポン酢の冷しゃぶ | 香りの酸+皮の苦み。柑橘ピール/ハーブのワイン |
| 甘辛(味醂・砂糖) | 34 | 鰤・鶏の照り焼き、焼き鳥タレ、すき焼き、鰯の煮付け、煮穴子 | 甘さにワインの渋みが×。コクまろワインと |
| 脂(油・揚げ物) | 123 | 海老の天ぷら、鶏の唐揚げ、鯵フライ、豚カツ、銀だら、トロ | 脂は酸/ミネラル/軽さのワインですっきり切る |
| 生(刺身・冷菜) | 123 | 平目の刺身、鯛の昆布締め、鰹のたたき、冷奴、枝豆、もずく | ワインの渋みで食材が生臭い→薄旨ワイン◎ |
| 苦味 | 45 | ふきのとうの天ぷら、炭火焼き鶏レバー、鰻の蒲焼、ホタルイカ | 苦味にタンニン/スモーク/野性味のワインがよい |
| 発酵・熟成 | 345 | ぬか漬け、粕漬け鰈、酒盗、へしこ、カラスミ | 旨味×熟成ニュアンス。余韻の長いワインが合う |
つづきは、「マリアージュ実践ガイド」として載せています。
味わい軸の考え方、合う理由、実践のヒント、料理別の合わせ方など、かなり盛りだくさんの内容です。 ご家庭でオレンジワインを楽しむときの、保存版として使っていただけたら嬉しいです↓↓↓
今夜の食卓に、オレンジワインの選択肢を。
よかったら、ぜひ覗いてみてください。



