GONCアンダープレッシャーN/V 

Profile
プロフィール
タイプ
オレンジ泡(辛口度 ★★★★☆)
産地
スロヴェニア
生産者
Gönc
品種
ケルナー
ヴィンテージ
N/V
アルコール度数
12%
容量
750ml
適温
15〜18℃





Taste
テイスト

 黄りんご、はちみつ、はったい粉の香り。酵母のニュアンスがイキイキと感じられ、瓶底の方が香りも味わいも強く、旨味も濃いです。前回のヴィンテージでは、発売当初は酢酸が出ていましたが、半年後の売切れ間際には、還元に傾いて微かにお漬物の香りがしました。今回のワインは如何に?!時間が経って泡が抜けてからも、軽めオレンジワインとして楽しめるワインです。一石二鳥!温度は高めでどうぞ。

 4.9気圧のオレンジワインの泡です。ケルナーを14日間醸し、ステンレスタンクで12ヶ月熟成させました。2019年10月15日にボトリングして、補糖には砂糖でなく、翌年のマスト(ぶどう果汁)を添加し、瓶内二次発酵を施したナチュラルなスパークリングワインです。総亜硫酸12/L。コルク栓を使用。



Marriage
ワインと料理のマリアージュ

《おすすめの料理》ボトルの上下ではマリアージュも異なります。上部は軽めのお料理(魚貝のカルパッチョ、よだれ鶏、おひたし、菜っ葉の白和え、貝の酒蒸し)、下部はやや重めのお料理(チキンのグリル、八宝菜、西京漬、シューマイ)がおすすめです。








Marriage
最高のワインラバーは最高のワインに値する  −Peter Gönc

   Göncのワイナリー史は1936年に遡ります。先代の曽祖父が、ハンガリーとの国境にあるDobrovnik村で、ぶどうの苗木を植えたのがはじまりです。現在は4代目の当主 Peter Gönc(ペーター・グンツ)に受け継がれ、スロヴェニア第2の都市Mariborの近郊、Ptuj村でワイナリーを営んでいます。


 世代をこえて守り継がれた11haの畑では、家族のみでぶどう栽培から元詰めまでを行います。『母なる自然』との結び付き、その歩みに耳を傾け、従うことを心がけています。彼らにとってそれは、天然酵母にワイン造りの全てを任せ、添加物なしにナチュラルなワインを造ることに繋がります。自然なワイン造りこそが、土壌のポテンシャルやその年の気候、ひいては情熱をも表現できると信じています。


 真面目にワイナリーの紹介を書いてきたのですが、つまらない、実につまらない!!非常にありきたりな内容で、面白くない!ことに気が付きました。この文章を書いている本人がそのように感じるのですから、きっと皆様はもっとウンザリされているだろうと想像します。では、ここからはワイナリーのキャラクターに合わせて、ファンキーに参りましょう!





 ここにひとつ面白い話があります。ワイナリー名の誕生秘話です。Göncの名前は、彼らがプロデュースしたハンガリー産の樽の名前に由来しています。それは136Lの小樽。Göncのワインのエチケットには「G」「1」「3」「6」という英数字が点で表現されていたり、アイコンや水玉も点で表されています。点(ドット)は数えたらいくつあるのかわかることですが、その数はワイナリー名に由来する樽のリッター数「136」に辿り着きます。疑うつもりはありませんが、鉛筆で×印を付けながら、地道に点やアイコンをカウントしました。はたから見たら相当変な人です。数えたら本当に136個ありました。ワインは136のドットからできており、1つのドットは1Lを表します。エチケットをゆっくり眺めると、色々な発見があり、なかなか興味深いものです。



 

 もうひとつGöncのユニークな一面をご紹介したいと思います。ペーターは典型的なロックファンです。彼のクリエイティブなワイン造りに良い音楽は不可欠だそです。Toploader、Steppenwolf、Ram Jamなどを醸造中のワインに聞かせています。リズムにノリノリの当主とワインを想像しました。ワインが音楽と出会えば、それは心が揺さぶられるようなファンタスティックな組み合わせで、もう良い曲なくしては、Göncは良いワイン造りが成し得ないと言います。「良い音楽がないと良いワインは造れない」マジですか。彼には良い音楽を聴かせなければです!ペーターの造る白ワインは、あたかも燃料のようなワインで、人々の胃袋に容赦なくかがり火を灯します。躍動感と言いますか、そのエネルギーが半端ありません。段々Göncのワインが飲みたくなってきた頃だと思います。この辺りで結びに入りましょう。


 ここまで書いておきながらですが、ペーターが伝えたいのはワインの解説ではありません。実際にワインを飲んでその声を聴けば、きっと貴方だけのGöncの物語を聴くことでしょう。多くは語りません、先ずは飲んで感じてみて下さい。





■ワインのにごり(滓)について
このスパークリングワインは、滓引きをしていないので、瓶内に滓が見られます。
ワインに含まれる色素やタンニンなどの成分と酵母などが重合してできたものです。
飲んでも健康上、問題はありません。旨味があって美味しいですが、
気になるようでしたら、沈殿させてお召し上がり下さい。


■抜栓時の注意事項(必ず読んで下さい!)
ワイン到着後3日間は休ませて下さい。(できれば3週間)
ワインセラーがない場合は、新聞紙に包んで冷蔵庫(野菜室)にお入れ下さい。
ワインセラーで保管した場合も抜栓前には冷蔵庫で十分に冷やして開栓して下さい。

ガス圧が5気圧と強いので、抜栓前はなるべく揺らさないで下さい。
動かした後は十分に休ませてから抜栓しないと、開栓と同時に泡が噴き出します。
冷蔵庫のドア扉での保管は厳禁です。6℃に冷やし、斜め45度に傾けて抜栓するとこぼれにくいです。
こぼれたワインを受けられるよう、器の上での抜栓をおすすめします。
また、高確率で王冠栓(ないしコルク栓)が圧で飛びます。(シャンパーニュのコルクがポンッと飛ぶイメージと同じです)
薄手の布で栓を覆って(王冠栓の場合は栓抜きで)開けると良いと思います。
開栓時はのぞき込んだりせず、頭上の家具や照明などにも配慮して、十分過ぎるほど気を付けて下さい。


■1本で3度の楽しみ方
1. よく冷やしてキメ細やかな泡の感触とのど越しを楽しむ。
(小振りの白ワイングラスかフルートグラス/10℃)

2. やや温度が上がると泡が穏やかになり、そこに広がる香りを楽しむ。
(中振りの白ワイングラス/12℃)

3. 高め温度でスティルワインとして、最後は底に沈んだ滓ごと旨味を楽しむ。
(大振りのグラス/15℃)翌日〜1週間後に召し上って頂くのもおすすめ!
開けた直後よりシャンパンストッパーをして数日置いた方が美味しいです。




        











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